ミズノワの電気通信 ピカリ!

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太陽光電気主任技術者の毎日の仕事は何をしている…? 選任者に聞いてきました!

  • 技術者インタビュー
  • 2020.08.01

太陽光の電気主任技術者の仕事はどんなことをしてるんでしょうか?

最近、求人の増えている太陽光の現場…

しかも3種よりも2種の求人が非常に多いです

でも、どんなことをするのか?

O&Mという言葉をよく聞くけど一体何?

今後どうなのか?

どうやったらなれるのか?

先日、紹介させてもらった太陽光の電気主任技術者をされている中西さんにお話を伺ってみました。

太陽光現場の仕事 ~O&MのO(Operation)とM(Maintenance)~

早速、どんな1日を過ごされているのかを聞いてみると

「会社によりますが僕の場合、太陽光の現場には通常いません。違う場所での遠隔監視装置での確認になります」

という言葉。中西さんの場合、現場に常駐というわけではないのです。

「もちろん、事務所に作業着を着て行きます。それから太陽が出てから、発生する電流の値を1時間ごと確認する。それが毎日の仕事です。
もちろんそこで値に異常がある時は太陽光パネルやキュービクルの確認のために現地に行くこともあります」

そうなんです。
主任技術者制度の解釈及び運用上、事務所や自宅は何かあった時に、現場から2時間以内で行ける距離であることを条件としているのです。
それに太陽光パネルの破損が実は意外と多くあり、その原因は

「現場が田舎なこともあり、光り物が好きなカラスが、石を落として壊したり、シカが飛び乗って、そのひづめで割ってしまうこともあります(笑)」

ということです。
太陽光あるあるなようですね。
さて、話は戻り、他にどんな業務があるんでしょうか?

「草刈りや発電レポートと呼ばれるレポートの作成、パネルなどの電気設備の異常があればその工事手配をすることもあります。他の会社ではドローンを飛ばしてサーモグラフィでパネルの破損状況を見る所もあります。会社によって細かなやり方はやっぱり変わってきますね」

ちなみにこれがO&MのOの部分、Operation(オペレーション:運営)ということです。
選任現場での日時点検が拡大したようなイメージですね。じゃあ、Mの部分は?

「Maintenance(メンテナンス:点検)は年次点検と月次点検です。一人ではできない作業もあるので、外部の保安法人さんにお願いをしています」

以前見させて頂いた年次点検の様子はこちらです。 http://bpu-test.net/pikali/cafejika/post-1328/

太陽光選任のメリット・デメリット ~給料の高さ・設備のシンプルさ~

さて次に、太陽光選任のメリットとデメリットを聞いてみました。
保安法人から太陽光の電気主任技術者に転職された方の中には、「作業量が少なくて楽」という話も多く聞くのですが、実際はどうなんでしょう?

「確かに楽です。それに給料も高いと思います。一人でできて人間関係も気楽です。工場などでは24時間稼働するところもありますが、太陽光の現場は、太陽が出る6時から19時ごろに稼働するので、夜中のトラブルがないですね。それに電気設備もシンプルで、リレーなど付加装置が圧倒的に少ないです。自動的に点検の工数も減ります。だからエラーの発生も少ないです。

ただ、それはデメリットでもあって、勉強になりません。さらに太陽光発電所の場合は私のように完全に一人で現場の管理をしていることが多いので、トラブルがあっても教えてくれる人は誰もいません。よって自分の力で全ての事象を解決しなければなりませんので、自己解決力が無い人には太陽光発電所の管理は難しいです。」

なるほどなるほど。
実際に働かれているからこその声ですね。
他にもたくさん教えて頂きました。

「敷地が広いので、全部歩いて点検に回った時は6kmぐらいあって疲れますね。冬は寒いし、夏は暑い。虫が嫌いな人は嫌な現場かもしれないですね。
あと、太陽光の現場の多くは田舎で野ざらし状態なので、土木の知識があった方がいいです。自然災害で土砂崩れとか大事故になる前に手を打てますから」

意外と大切な地元の人との関係

実は地元住人とのやり取りもあるそうで…

「地元住民と仲良くすることは大切ですね。元々放棄地をオーナーさんが買い取って発電所にすることが多いので、その土地の地元住人に説明会をすることがあるんです。それを太陽光の契約がされている20年間の中で何回も行われるわけですから、住民の希望を基本的には聞いた方がいいです。そうやって今まで現場内の道を舗装したり、フェンスを高く頑丈なものにしてもらってきました」

設備のことだけではないのですね。
次の質問はやりがい。
どういったところにやりがいを感じるものなのでしょうか?

「外部選任なので、オーナーさんからの委託になります。ということは発電が上手くいかなければ首を切られてしまいます。だから『必ずうまくいかせよう』という使命感のようなものがありますね」

責任があるからこそ、それがやりがいにつながるのですね。

今後の太陽光について

今後の太陽光はどうなっていくと思うのかを聞いてみました。

「ここの現場は20年契約ですが、その後も撤去しないんじゃないかと思っています。確かに売電の価格は下がっています。でもこの現場は15年でペイできる。その後は安くなっていても利益は出ます。それに20年経った後も新しい企業が電気業界に入り込んで、そこに電力を売っている可能性は大きくあると思います。外国がそうですから。だから太陽光は残り続けると思います。

地域住民の方もショッピングモールや工場ができるよりも受け入れてくれるんです。太陽光の現場は基本的に人が出入りしないので静かですから。だから今、こういった現場が増えていると感じていますね。加えて言うと、2種持ちは不足していますね。他の会社の方からも現場を見てと言われたことがあります。さすがに無理なので断りましたけど。ただ、2種の価値は高くなってくる流れを感じますね」

確かに全国各地電験2種を活かした太陽光の現場があります。
ミズノワでも北海道や兵庫県、和歌山、福島や仙台、鹿児島、熊本と全国各地で「2種の方がほしい」と言われる企業さんの話を聞いてきました。

今回は個人の外部選任という形の電気主任技術者の声を聞かせて頂きました。
企業の太陽光での働き方とはまた違いがあります。
あくまで一例ですので参考として読んで頂けたらと思います。


現場や企業によって本当に働き方は様々です。

しかし、給与など条件面が良いことは変わりません。

もし太陽光現場の選任を希望する方はぜひミズノワにご相談ください。

全国各地の太陽光現場をご紹介させて頂きます。

特に2種持ちは地域によっては紹介しやすいかと思います。

最後に、今回も貴重な情報を中西さん、ありがとうございました!

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